“`

「ペシャンコになっていても」という言葉、読んだとき胸にじんと来ました。

ペシャンコ。これ以上ないくらい正直な表現だと思います。

仕事で、育児で、人間関係で、あるいはその全部で——消耗しきった状態で来てくださる方が、スピラレには多くいます。MI Asaさんもそのお一人です。そういう状態のときにこそ、来てほしい場所でありたいと思っているので、この言葉がとても嬉しかった。

「ペシャンコ」のとき、身体の中で何が起きているか

疲れ果てた状態というのは、単純に「体力が減った」だけではありません。

長時間の緊張・ストレス・睡眠不足が続くと、自律神経が交感神経優位のまま切り替わらなくなります。身体は「まだ危機が続いている」と判断して、筋肉を緊張させ続ける。その結果、疲れているのに眠れない、休んでも回復しない、という状態が起きます。

「ガチガチにこわばった身体」というMI Asaさんの言葉も、まさにこの状態です。疲労と緊張が重なって、身体が解放されるきっかけを失っている。

なぜ「帰る頃には」ほぐれているのか

施術が終わって帰るとき——これが大切なタイミングです。

施術中に深筋膜をリリースすると、長く固まっていた筋膜が少しずつ解放されます。同時にアロマの嗅覚刺激が嗅球を通じて大脳辺縁系に届き、自律神経が副交感神経優位に切り替わり始める。頭蓋調整が加わることで、脳脊髄液の循環が整い、頭や首まわりの圧迫感が解放される。

これらが重なって、身体が「ここは安全だ」と判断したとき——緊張がふっと解けます。

「帰る頃には」という言葉が示しているように、この変化は施術が終わった後にじわじわと広がっていきます。施術室を出て、外の空気を吸って、「あ、身体が違う」と気づく——そういう体験をしてくださる方が多いです。

「手技が独特」という言葉について

MI Asaさんが「手技も独特で」と書いてくださったことも、少し触れてみます。

スピラレの施術は、一般的なもみほぐしやオイルマッサージとは少し違います。深筋膜リリースは、表面の筋肉を揉むのではなく、筋膜という薄い膜に手を当てて、ゆっくりと解放を待つアプローチです。

グイグイ押したり揉んだりするのではなく、じわっと圧をかけながら筋膜が動くのを感じ取る。「何をされているのかよくわからないけど、気がついたら楽になっている」という感覚を持つ方が多いのは、この手技の特性からです。

「独特」という言葉、素直に嬉しい表現でした。

「いつも」という言葉の重み

「いつも行く度に」「いつもありがとうございます」——この「いつも」が、一番心に残っています。

MI Asaさんは、スピラレに繰り返し来てくださっているリピーターのお客様です。

1回来て「よかった」と思ってもらえることも嬉しいけれど、「また来たい」と思って戻ってきてくれることが、スピラレにとって一番大切なことです。「ペシャンコになったらここに来る」という場所になれているなら、これ以上のことはありません。

ペシャンコになったとき、思い出してほしい場所。
それがスピラレでありたい。

MI Asaさん、いつも来てくださってありがとうございます。
疲れが溜まり始めたら、ためすぎる前に来てください。
いつでもお待ちしています。

— 山口 美樹

“`