忙しい40代女性が、
月1回だけ「自分に返す時間」の話。
カウンセリングをしていると、こんな言葉をよく聞きます。
「自分のためにお金を使うのが、なんか申し訳なくて。
だからこんなになるまで、放置していました。」
そう話してくださるとき、みなさん少し困ったような顔をされます。
謝っているような、言い訳をしているような。
私はそのたびに、この感覚をとても大切に思っているんです。
「申し訳ない」の正体
仕事をして、家に帰って、家族のことをして、また翌日が始まる。
そのサイクルの中で、「自分のために時間とお金を使う」ことへの罪悪感は、むしろ誠実に生きている証拠だと思います。周りの人を大切にしているから、自分を後回しにできる。そういう人が、この言葉を言う。
だから私は、「そんなこと思わなくていいですよ」とは言いません。
ただ、一つだけ聞かせてほしいことがある。
「こんなになるまで」って、どのくらいですか?
「こんなになるまで」の積み重ね
半年。1年。ときには3年、5年、10年以上という方もいらっしゃいます。
その間、肩は重かった。頭が痛かった。夜、なかなか眠れなかった。それでも「自分より先にやることがある」と、後回しにし続けた。
身体は正直です。
放置された時間の分だけ、固まります。
固まった時間の分だけ、戻るのに時間がかかります。
「申し訳ない」という気持ちは尊い。でも、身体への投資を後回しにするほど、回復にかかるコストは増えていきます。
早く来てくれたら、もっと早く楽になれたのに——と思うことが、正直あります。
月1回、それだけでいい
スピラレに月1〜2回定期的に来てくださるお客様がいます。
その方たちに共通しているのは、「ためすぎない」という習慣です。
疲れが「限界」になる前に来る。
肩が「動かない」になる前に来る。
「こんなになるまで」になる前に来る。
月に1回、自分のために2時間使う。
それだけで、残りの29日間の質が変わります。
仕事のパフォーマンスが上がる。
家族への余裕が生まれる。
夜、ちゃんと眠れる。
自分を整えることは、自分のためだけじゃない。
あなたの周りにいる人のためにもなっています。
「自分に返す時間」という言葉
以前、あるお客様が施術後にこんなことをおっしゃっていました。
「今日はちゃんと自分に返せた気がします。
また明日から、がんばれそう。」
この言葉が、ずっと残っています。
「自分のためにお金を使う」ではなく、「自分に返す」。
そう思えると、罪悪感が少し変わる気がしませんか。
日々、誰かのために使い続けているエネルギーを、月に1回だけ自分に戻してあげる時間。
それが、スピラレでありたいと思っています。
「申し訳ない」と感じながら来てくださった方が、帰り際に「来てよかった」とおっしゃってくれる。
その瞬間が、私がこの仕事をしている理由です。
こんなになる前に、来てください。
あなたが整うことで、あなたの周りも整っていくから。
— 山口 美樹
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