肩こりとほうれい線は、
つながっています。
「ほうれい線が気になって、美容液やマッサージを試しているんですが、なかなか変わらなくて」
こういうお声を聞くことがあります。
スキンケアを変えても、顔のマッサージをしても変わらない——それはもしかすると、ほうれい線の原因が顔にないからかもしれません。
筋膜は、全身がつながっています
筋膜は、筋肉・骨・臓器を包みながら全身を連続的に覆っている膜です。どこかが硬くなると、遠く離れた場所にまでその張力が伝わります。
顔の皮膚・表情筋を包む筋膜(表在性筋膜)は、首・後頭部・肩・背中の筋膜と連続しています。つまり、肩や首の筋膜が硬く引っ張られていると、その張力が顔にまで伝わるということです。
肩こりがひどい方の顔が、なんとなくこわばって見える——あの感じは、筋膜のつながりで説明できます。
ほうれい線が深くなる、筋膜的な理由
ほうれい線は、頬の脂肪と皮膚を支える筋膜が緩んでたるんだときに深くなります。この「たるみ」には、顔そのものの問題だけでなく、首・肩からの筋膜の引っ張りが関係しています。
デスクワーク・スマホ・ストレスによる慢性的な肩こり
首の後ろの緊張が頭皮・こめかみまで伝わる
頬・口角まわりの組織が重力方向に引っ張られ続ける
スキンケアだけでは変わらない「構造的なたるみ」が生まれる
頭皮が硬い方・こめかみが張っている方・首を後ろに倒すと詰まる感じがある方は、このパターンに当てはまることが多いです。
頭蓋調整が顔に影響する理由
スピラレでは頭蓋調整を施術に組み込んでいますが、これは単に「頭の調整」ではありません。
頭蓋骨を包む硬膜・頭皮・後頭部の筋膜を整えることで、顔の筋膜への引っ張りが解放されます。施術後に「目が大きく開く感じ」「顔が軽くなった感じ」とおっしゃる方がいるのは、頭蓋まわりの筋膜が緩んで、顔への張力が解放されたからです。
mihoさんの口コミに「顔の痙攣にも長年悩んでいますが、筋肉の強張りが軽減され目が開く感覚があります」という言葉がありましたが、これもまさに同じ仕組みです。
ほうれい線は顔だけの問題ではない。
身体全体のつながりから整えることで、変わることがあります。
今日からできること
肩こりを放置しないことが、顔のケアにもなります。
後頭部のセルフケアとして、両手の指を後頭部に当てて、頭皮をゆっくり円を描くように動かしてみてください。頭皮が硬くて動かない方は、首・肩の筋膜が引っ張っている可能性があります。頭皮が動くようになってくると、顔の表情も少し柔らかくなります。
また、スマホを見るときの姿勢を意識することも大切です。うつむいてスマホを見る時間が長いほど、首の後ろの筋膜が縮み、顔を引き下ろす力が強くなります。スマホを顔の高さに近づける習慣は、肩こりだけでなくほうれい線対策にもなります。
スピラレでの顔への変化について:
スピラレは美容サロンではなく、身体の根っこを整えることが目的です。ただ、深筋膜リリースや頭蓋調整によって首・肩・後頭部の筋膜が解放されることで、顔の印象が変わったと感じてくださる方がいます。「今日はなんか顔がすっきりしている」という変化は、施術の副産物として起きることがあります。
スキンケアをいくら変えても変わらなかったほうれい線が、肩こりを整えることで変わる——身体はそういうつながりでできています。
— 山口 美樹
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