「中々自分に合ったサロンに出会えませんでした」——この言葉に、じゅんちゃんさんがどれだけ長くひとりで痛みと向き合ってきたかが伝わってきます。

長年の腰痛。無理な姿勢による体の歪み。そして眠れない夜。この3つが重なった状態で来てくださって、翌朝に「久しぶりに熟睡できた」と感じていただけた。その言葉がずっと心に残っています。

「長年の腰痛」が眠りを妨げる理由

腰痛と不眠は、一見別々の悩みに見えますが、根っこでつながっていることが多いです。

慢性的な腰痛がある方の身体は、常に「痛みへの警戒」を続けています。寝ているときも、無意識に「この姿勢は大丈夫か」「寝返りで痛みが出ないか」と身体が緊張したまま。交感神経が休まらないため、眠りが浅くなります。

さらに、腰痛をかばって続けてきた「無理な姿勢」は、背骨まわりの筋膜を慢性的に緊張させます。この緊張が自律神経を圧迫し、副交感神経への切り替えをさらに妨げる。

腰が痛いから眠れない、眠れないから回復しない、回復しないから腰が痛い。この悪循環が、長年続いていたのだと思います。

「体がほぐれるのがわかった」という体験

じゅんちゃんさんが「体がほぐれるのがわかりました」と書いてくださったこと、とても嬉しかったです。

深筋膜リリースは、表面の筋肉だけでなく、長年かけて硬くなった深部の筋膜に働きかけます。ゆっくりとした圧で筋膜の癒着をほどいていくと、ある瞬間にじわっと解放される感覚が生まれます。「何かが溶けるような感じ」「身体の奥から緩む感じ」とおっしゃる方が多い、あの感覚です。

その解放が腰まわりに起きたとき、長年緊張し続けていた筋膜が緩み、自律神経も一緒に落ち着いていく。施術後の「久しぶりの熟睡」は、そのプロセスの結果だったのだと思います。

「自分に合うサロンに出会えなかった」という言葉

この言葉が、一番刺さりました。

腰痛で様々なサロンや整体を試してきたけれど、なかなかしっくりこなかった。そういう経験をされてきた方が、スピラレに来てくださっている。

「合わなかった」理由はさまざまあると思います。強すぎる圧で身体が防御してしまった、表面だけほぐして根っこに届かなかった、説明がなく何をされているかわからなかった——。

スピラレのカウンセリングで「心地よい説明」と感じていただけたのは、施術前に「今日の状態・悩みの歴史・身体のくせ」をできるだけ丁寧に聞いてから、「何をするか・なぜするか」をお伝えしているからです。身体のことは、わかって受けると安心できます。安心できると身体が緩み、施術が深く届くようになります。

じゅんちゃんさん、来てくださってありがとうございました。

「久しぶりに熟睡できた」という朝があったこと、本当に嬉しいです。

腰痛の根っこは一度では変わりきらないこともありますが、通い続けることで身体が「整った状態」を覚えていきます。またいつでも来てください。

— 山口 美樹